こんにちは、トピ子です。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
さて前回、婚活居酒屋で出会った運命の男（かもしれない）「フジツー」とのサシ飲みに挑んだ私。
禁じられたオタクスイッチを解放してしまうという失敗を犯したものの、無事口説かれモードに突入しました。
しかし黙って口説かれていればいいのに照れが生じて余計な発言をしまくってしまいました。
いつもそうやって女口説いてるんでしょ
口説かれて喜んで、完全に油断している私、いい女ぶって男のことなんてわかってるのよ顔で、つい「いつもそうやって女口説いてるんでしょ」といらんことを聞いてしまいました。
「そんなことないよ〜」と流すフジツー。
しかし尚も続ける私。
「実は結婚してたりしない？」
猫男のトラウマと、フジツーから薫る危険な香りに、やめときゃいいのに追求してしまいました。
「してたら婚活居酒屋に行かないっしょ」
まぁそりゃそうだけど、一緒に来ていたモテなさそうな同僚の付き合いかもしれないし・・・。
何を思ったのか「まぁ、キャバクラ行くより安いもんね」と超可愛くない煽りを入れてしまいました。
これに対しては「そういう考え方するんだ・・・」とちょっとがっかり顔をされてしまいました。
同情を誘うようなエピソードで男の気を引こうとしても逆効果
さらに私の失敗は続き、何を思ったのか、猫男の全エピソードを語ってしまいました。
おそらくまだ猫男の傷が癒えておらず、恋愛上級者っぽいフジツーの意見を聞きたかったんだと思います。
でもこれは大失敗。
この先絶対に恋愛関係になるつもりのない男以外に、他の男にされたクソみたいな扱いは話してはいけません。
逆の立場で考えたらわかると思うのですが、「散々俺に気があるそぶりをしていたのに振られた」「高いプレゼントだけ買わされて振られた」とか言ってる男、魅力的に見えます？
ダサい男だなって思って終わりですよね。
同情を誘うようなエピソードで男の気を引こうとしても逆効果なので、絶対にお勧めしません。
ある意味ものすごく男らしいご意見
私の猫男トークを興味深そうに聞いていたフジツー、ちょっと考えた後に「俺すっごく解せないんだけど、その男、何がしたかったんだろう」と。
「奥さんがいて、里帰り出産中だったんじゃないかと思うんだけど…」と彼の正体、いまだに謎で…的な流れで話したら、
「うーん…理解できない」と。
あれ？ 意外とフジツー真面目？？
そんなことするなんて理解できないってこと？？？
ほのかに期待する私に彼はこう続けました。
「俺だったら、仮に結婚しててそこまで追い詰められたらキレないで吐くけどね。で、その上で君を口説く」
なんとも新しいご意見です。
「自分には妻も子供もいるけど、どうしようもなく君に惹かれてしまっているんだって言うね。だってもうほぼバレてんだから否定する意味ないじゃん」
なるほど。
さすがMBA！！ 頭いいわぁ・・・。
ある意味ものすごく男らしいご意見をいただきました。
まぁ、そもそも結婚しているのにそんなことをするなんて「理解できない」が正解なんですけどね。
俺？ 浮気したことあるよ
なおも続く猫男論争。
「まぁその男のことは理解できないけど、すごいのと出会ったよね君も」ともはや面白がっているフジツー。
さすが私の鉄板ネタ「猫男」、役に立ってくれてありがとう（立ってないけど）。
とりあえずこれで私が「浮気よくない絶対派」であることは伝わっているであろう。
しかし、話の流れは忘れたけど「俺？ 浮気したことあるよ」と謎の告白が始まりました。
詳細は聞かなかったのですが、男は絶対に本命の女には「浮気したことある」なんて言いません。
これ言われた時点で、自分はないのか、もしくはあっても２番手以下なのかってところです。
絶対に本命にはこんなこと言いませんから、これ言われたらその男はナシと判断して良いでしょう。
もっともこの時の私は金と知性に目が眩んでいたので「正直な人だな」くらいにしか考えていませんでしたが。
結局どうなったのか
そんなこんなでサシ飲みも終了。
東京の歓楽街の金曜の居酒屋は基本的に２時間で追い出されます。
お時間になったので駅まで送ってもらってお開きに。
特に家にも誘われず、そのままバイバイしました。
もうすぐクリスマスなのにデートに誘われることもなく、年末年始は休みだろうと連絡するも「もうすぐアメリカだから今年は長めに実家に帰る」と10日以上田舎に帰る始末。
おそらくそんなに帰っていないだろうけど、私と会う時間はなかったのでしょう。
で、こちらから連絡しても返事はなかなか来なくなり、しまいには「会社のスマホでラインしてて、スマホ会社に忘れちゃったから返事が遅れました」と。
お前・・・私と会社のスマホで連絡とってたのかよ。
それ、浮気相手確定じゃねぇか。
ということで、平たくいうと振られてしまいました。
まぁ、私の方も色々やらかしてはいますが、初めっから遊びたかったんでしょうね。
何もなくて本当によかった（のか？）。
さて、彼からのグランドキャニオンでのプロポースは幻に終わりましたが、後に出会う現・夫とは新婚旅行でグランドキャニオンに行き、『ARMS』の話で盛り上がりました。
オタクな女は同じくオタク、もしくはオタクトークを引かずに聞いてくれる知的好奇心旺盛な男性と付き合うのが良いと思います。
ということで、そろそろ夫と出会ったマッチングアプリに話を移していきたいと思います。
続きは次回へ！
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