こんにちは、トピ子です。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
前回、運命的に再会した恋多き女先輩から日本最高学府卒のエリートを紹介してもらった私。
正直1ミリもときめかなかったのですが、この人と結婚すれば確実に安定は得られそう。
婚活ってそーゆーものよね…。
この時の私は、まさか裏であんなことが起きているとは思いもせず、打算and打算でこの彼をデートに誘ったわけです。
理系男子の落とし方
「理系男子は得意分野の知識や能力を認めてもらえると喜ぶ」と恋愛マニュアルに書いてあったので、今更ながら実践してみることにしました。
1ミリもときめかなかった彼だけど、何か教えてもらったらときめくかもしれない。
というか、ときめかなくっても何か得られるものがあれば時間の無駄ではない。
という失礼な目論見のもと、ちょうどパソコンを買い替えたかったので、「選んでほしい」という体で、仕事帰りに電気屋デートをすることになりました。
用も済んだし帰りましょう
ということで当日。
仕事終わりに秋葉原で待ち合わせました。
お店に行き、彼のビジネスライクな解説をもとにパソコンを選び、私も気に入ったので購入。
さて、ご飯でも食べて帰りますか。
と思ったのですが、なんと「いいのが買えて良かったですね。じゃあ用も済んだし帰りましょうか」と。
え・・・? ええ〜〜!?
そんなことある?
普通この流れだったらご飯くらい食べてから帰るっしょ。
後にも先にもトピ子、こんな屈辱初めてよ!
しかしただでは済まさない私。
お腹も減ったしご飯食べに行きましょうよ! と食い下がり、なんとか食事までは済ませて帰りました。
その後、お礼のメールを送りましたが、予想通りの既読スルー。
1ミリもときめかなかった相手にわざわざ自分からアプローチをかけるも玉砕するという、何とも情けない結末に終わりました。
先輩に報告しなければ
さて、せっかくご縁を繋いでいただいたのですが、かすりもしなかったことを先輩に報告しなければいけません。
私も何度か友人に異性を紹介したことがあるのですが、その後どうなったのか気になりつつ聞けないということはよくあります。
別に大人同士なので勝手にやってよと思うかもしれませんが、大人だからこそホウレンソウ(報告・連絡・相談)が大切です。
ということで、共通の友人Bを交えて、シュラスコを食べに行くことになりました。
あれ? 彼氏1人増えてない?
仕事の都合、先輩は少し遅れてきたので、先に現れた友人Bに近況報告。
先輩に男性を紹介してもらったけど正直1ミリもときめかなかったこと、でもこの人捕まえたら人生安泰なのかなって思うから、彼は私に興味なさそうだけどもうちょっと引っ張ったほうが良いのかな・・・など。
どうでもいい話をしていたら、先輩が現れました。
Bは卒業後も先輩とよく会っており、スキャンダラスな先輩の異性関係にも慣れたもので「先輩、彼氏は1人に絞れましたか?」と破天荒な質問を投げかけました。
「今4人いるんだけど・・・」
あれ? 1人増えてねぇ? と思って、「ニューフェイスが加わったんすか?」と質問しましたが、「まぁ・・・ね」とちょっと濁されました。
しかしBはさらに突っ込んで4人の詳細を聴取。
どうやら1人目は妻が妊娠中の同僚、2人目は趣味つながりのおじさん、3人目はバーでナンパしてきた正体不明のサラリーマン、そして4人目は年下男子。
「年下っすか! 先輩年上好きだと思ってたんですけどwww」
Bは年下と付き合ったことはないそうで、4人目に興味津々。
夜のことも含め、ガンガン質問していきました。
4人目の正体
一通りBから先輩への質問攻めが終わり、話題が一旦なくなったところで、私にも発言チャンスが。
「そういえば先輩、せっかく紹介していただいたんですけど・・・実りそうにありませ〜ん」
あえておちゃらけて報告する私に対して、苦い顔の先輩。
「その件なんだけど、トピ子に話さなきゃいけないことがあって・・・」
トピちゃんピンときてたよ!
「もしかして、さっきの年下のニューフェイスって、あの彼ですか?笑笑」
ここはもう自分から話を振るしかない。
1ミリもときめかなかった相手に振られたと思われるわけにはいかない。
話の主導権を握るのは私! 私よ!!
別にあんなガリ勉、好きでもなんでもないんだからね!!
「飲みの時点で仲良いなぁと思ったんすよ〜! 私モテないっすけどこの手の勘はめちゃくちゃ当たりますから! 今、何もなくても、この後、絶対この二人付き合うって思ってたんすよ! だって彼、先輩のこと好きそうでしたし! 私も実は全然ときめかなくってどうしようかと思ってたんで、ほんと気にしないでくださいよ」
こういう時の私はとにかくよくしゃべる。
状況に驚き、若干引いてるBの横で、しゃべって、しゃべって、しゃべり倒す私。
これはもう笑い話にするしかない。
そして道化に化した私は、やめときゃいいのに二人の馴れ初めを聴取し始めたのです。
ということで続きは次回!
今週中に更新します!
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