こんにちは、トピ子です。
当ブログでは、ろくな恋愛経験のない自称美人、高学歴、小太りでモテない私が、32歳で婚活をはじめ、社会人サークルで変な男に引っかかりかけ、紹介ではパッとせず、最終的にマッチングアプリ「Pairs」で知り合った夫と結婚するまでを赤裸々に紹介しています。
さて、前回、ペアーズ7人目、ハイスペイケメンしかしチビ! とマッチングし、しつこく夜のティータイムに誘われた私。
最終的に「寒いから」という理由で手を繋がれそうになるも振り払い、男の性欲って怖いなぁ……とヤレないヤリモクににヤられることなく無事帰宅。
犬も歩けば棒に当たるように、アプリをすればヤリモクには当たるけど、2回連続で当たってしまい少し傷心気味のところに、とある外国人男性からイイネをいただきました。
君の名は【イケメンだけど名前の読み方がわかりません】
イイネをくれた男性はロシア人の「Сергей」。
名前の読み方はわからなかったので、会うまでは勝手に「ツェプレン」と呼んでいましたが、「セルゲイ」と読むそうです。
とにかくセルゲイはイケメンだった。

白い肌、青い目、高い鼻!
年齢は46歳とひとまわり上だけど、ロシア人とデートなんて33年生きてきたなかで初めて。
ペアーズやってなければこんな稀有な体験はできまい。
どうだ! 早々と結婚した同胞よ! 羨ましいだろ!!
日本人でダメなら外国人! と思って、友達の誘いで対外国人の簡易お見合いパーティ(スピードデーティング)に行ったことあるけど、あんまり英語が話せなくて誰からもOK貰えなかったこの私に、ロシアンイケオジからオファーが来るなんて!
昔、アレクセイ・ヤグディンっていう超かっこいいロシア人のフィギュアスケーター(プルシェンコに勝って金メダル)がいたけど、ロシア人ってイケメン率高いよね〜!!
しかもセルゲイは日本在住18年で日本語はペラペラ。
メッセージのやりとりも当然、日本語。
そして年収900万の丸の内サラリーマン。
とりあえずアポじゃアポ! ってことで、ホイホイ日本橋三越本店のライオン前で待ち合わせしました。
初対面の女をスマートに褒める男は以下略【外国人フィルターにより学びは忘れた】
この頃にはすでに勝負服となっていた、私の「細くはないけど美脚」を最大限アピールしてくれる着痩せ効果抜群の黒いミニワンピで、ライオン像の前に待つ私に、「もしかしてトピ子さんですか?」と声をかけてきた白人男性。
そう、彼こそはセルゲイ。
ちょっとイギリスのジョンソン首相に似ていますが、イケオジや!
「写真はカジュアルで可愛かったけど、女性らしい服も着るんですね。とても素敵だ」
めっちゃ褒めてくれる〜!!
スマートに褒めてくれる〜!!!
さすが外人!!!
2個前にアポした香水臭い男からの学び、完全に忘れて、有頂天!
日本人だと胡散臭く見えるのに、外人だとそーゆーものなのかも…と思ってしまう日本人女性、かなり多いんじゃないでしょうか。
年下フィルターならぬ外人フィルター恐るべし…!
日本人好みの居酒屋でアポる私とロシア人【意外とイケる口ですね】
さて、なぜ日本橋三越のライオン前で待ち合わせをしたかというと、セルゲイの職場が日本橋だったから。
私の職場もわりとその辺だったので、仕事帰りに会うのにちょうど良かったのです。
「なるべく相手に遠くから移動させましょう」的な婚活アドバイスをよく見るけど、別に自分が行きたいなら行ってよし! が私のモットー。
だって、日本橋でアポとか、なんかええやん?
セルゲイが連れて行ってくれたのはサラリーマンが常用してそうな小さな定食屋系居酒屋でした。
うん、店構えからして美味そう!
セルゲイわかってんじゃん!!
下手にオシャレなイタリアンバルとか連れて行かれるより、こーゆー日本的な知る人ぞ知る系の居酒屋のが、私は好き!
ロシア人の恋愛事情【「最近は全然」の個人差がすごい】
さて、美味しい肴に舌鼓を打ちながら、アポスタートです。
日本在住18年の日本でぇベテランに対して、「日本語上手ですね」とクソみたいな質問をする私。
「まぁ、日本に18年も住んでるから、しゃべれて当たり前だよね」
と気怠げなスマイルで返すセルゲイ。
イケオジやでほんま……!
(今思うと、彼はこのやりとり何万回もしているに違いない)
ロシア生まれロシア育ちのセルゲイは、大学で知り合った日本人の彼女を追って日本に来て、そのまま日本にいるらしい。
恋ゆえに国をまたぐ男、セルゲイ。
なんて情熱的なの! さすが外人!
そーいや日本で知り合ったスイス人と結婚してスイスに行った友達いるけど、私にはその勇気はないから純粋にすごいと思う。
「その彼女さんとは別れたんですか?」
とさらにクソみたいな質問を重ねる私。
「別れてなかったらここにいないでしょ」
と苦笑いで気怠げに返事をするセルゲイ。
そりゃそうだわ。失礼しました。
ぶっちゃけトピ子・なんとかスキーになるつもりは今のところないけど、この国際交流に興味津々の私、さらに色々聞いちゃいます。
「今は彼女いないの? かっこいいからめちゃくちゃモテそうですよね」
褒めつつ探ってみました。
「彼女? 最近は全然」
フゥ…と気怠そうなため息混じりで答えるセクシーなセルゲイ。
「全然ってどのくらい?」と聞くと、「3ヶ月くらいかなぁ。ほんと……全然」と気怠げに首を振ります。
さささ、3ヶ月で全然だと!?
私なんて5年だぞ?
やはり国が違うと恋愛観も違うのか?
それともやはり私がヤバすぎるのか??
セクシーなロシア人に危険な香りを感じつつ、なおも好奇心は抑えられず、色々聞いてはぐらかされつつなかなか楽しく過ごしました。
うむ、なかなかトークの相性も良さそう。
しかも、要所要所で「トピ子さんって……可愛いよね。フフッ」って褒めてくれる。
私がトピ子・なんとかゾフになる日はそう遠くないのかもしれない。
綺麗な夜景を見せてあげたいヨ【ハシゴ酒するぜ】
2時間ほど定食系居酒屋で楽しく食べ飲みしていたら、「この後まだ時間ある?」と聞かれました。
全然暇だったけど、「少しなら大丈夫……」と忙しぶってみたら
「とっても綺麗な夜景が見れるところがあるから、連れて行ってあげたい」
と言われました。
なんかロマンティックだな…。
さすが外人!
でもホテルの部屋とかだったら嫌なので、「レストランとかバーとか?」と、行き先を聞いてみました。
「ホテルのラウンジだけど、別に部屋とか取ってないから大丈夫だよ」
と、私がやや警戒しているのはお見通しのように、気怠げなジェントルスマイルで対応。
さすが一回り年上のロシア人。
場数こなしてるんだろうなぁ…。
や、夜景見たくらいで落ちるような安い女じゃないからね私は!
と思いつつ、好奇心に勝てず、とりあえずついていくことに。
ということで、今回はここまで。
次回は「東京の夜景を見下ろしながらロシア人に口説かれる私」編です。
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