こんにちは、トピ子です。
当ブログでは、ろくな恋愛経験のない自称美人、高学歴、小太りでモテない私が、32歳で婚活をはじめ、社会人サークルで変な男に引っかかりかけ、紹介ではパッとせず、最終的にマッチングアプリ「Pairs」で知り合った夫と結婚するまでを赤裸々に紹介しています。
前回までの流れ↓
圧倒的に顔がタイプだがなんだか頼りない年下保育士「健太くん」をキープしつつ、2回会った危険な匂いのする遊び人風年上チャラサーファー「陣内」がアプリからもFacebookからも消え、なんだかフラれた気分で寂しくなったので、心を癒そうと脳内セカンドである健太くんと映画デートへ。要所に会話ストレスを感じはじめる。
ということで今回は、今のところ好きかどうかはよくわからないけど、この後好きになるかもしれない、だって顔がタイプなんだもん! な健太くんとの映画デート後編です。
ロリコンの定義【だから掘り下げてくんなよ】
前回、チャーミングエディションなる少女趣味な英和辞典を絶賛した健太にちょっと引いた私。
上映時間が近づいたので、とりあえず品川プリンスシネマに向かいました。
道中でも「あれ絶対可愛いと思うのに、どうしてトピちゃんにはわからないんだろう」と、引くぐらい激推ししてくる健太くん。
まぁ、あれを可愛いと思う中学生女子も確かにいる。
しかし私は20前後の大学生時代にリズリザとかのキューティーラインではなくGAP、頑張ってセシルマクビーを愛用していた民。
女には色々なタイプがいるのです。
言っても言ってもわからない健太があまりにしつこかったので、ついつい男性保育士の地雷を踏んでしまいました。
「なんか……ロリコン趣味なデザインだったじゃん」と。
今思うと大反省。
男性保育士がロリコンだなんて1ミリも思ってないけど、ロリコンというフレーズ自体、禁句です。
「ロリコンってなに? どういうのを言うの??」
と、めちゃくちゃしつこく聞いてきました。
「小さい女の子を見て可愛いって思うのはロリコンなの?」
(プリキ●アの映画に走る女児の集団を見ながら)「あぁいうのを見て可愛いと思うのはロリコン??」
「リボンとかフリルとか見て可愛いと思うのはロリコン???」
みたいな感じで、それはムッチャクチャしつこく聞いてきます。
本当にそうなのかと疑うレベルでしつこく聞いてきました。
逆に怖いわ!
最終的に、「ち……小さい女の子を性的対象として見るのを言うんだと思うけど……」と小声で言わされました。
しかも「え? せい……何?? よく聞こえなかったんだけど」
「せ・い・て・き・た・い・しょ・う!」とそこそこの声で言わされました。
これ何のプレイ???
とりあえず女児を性的対象として見ているわけではないとのことで、この私の答えで自分はロリコンではないと確信したのか、ホッとしたようでその後、この話は出てきませんでした。
しかしなぜ私はこんな辱めを受けなければならなかったのか。
きっかけを作ったのは私だけど、辛い!
映画でわかる知能レベルの差【絶対違うと思う】
ということで、なんやかんやあって『アーロと少年』の上映にたどり着きました。
『アーロと少年』はピクサー制作のCGアニメ映画で、主人公の恐竜「アーロ」と人間の「少年」の絆を描いたストーリー。
この世界では恐竜が絶滅しておらず、人間でいう縄文時代くらいの原始的な生活をしています。
逆に人間がまだ野生的で、姿は人間だけど、立ち位置的には「アーロ」が人間で「少年」は犬か野生動物。
冒頭から恐竜が農耕をしている描写には度肝を抜かれました(農耕は弥生時代だけど、村は作っていないので縄文?)。
弱虫で臆病な主人公「アーロ」が、ある日父親から「作物庫を荒らす動物をなんとかしろ」と命じられ、その作物庫を荒らす動物が「少年」でした。
なんやかんやあって父親を亡くし、他の家族からもはぐれてしまったアーロ。
それになぜかついてきた少年が、アーロの家に戻るべく旅をすることになるのですが、途中で少年も家族を亡くしてしまったことがわかります。
このまま一緒に生きていくのかと思いきや、旅の終盤で人間の家族に出会い、少年は恐竜であるアーロではなく、人間の家族に入ることを選びます。
この少年は見た目からしておそらく白人で、人間の家族はアジア系の顔をしていました。
私は「あぁ、本当の家族は死んでしまったけど、同じ動物種である人間の群れに入る方が幸せだとアーロも少年も思ったんだな」と理解。
しかし健太くんは「あの男の子も家族が迎えにきてよかったね。死んでなかったんだ」と。
どう見ても人種が違うから、家族ではないと思うんだけどな。
映画デートって会話しなくていいし会話を選ばなくていいから楽だけど、解釈の違いとかで人間味と知能レベルが出るんだな……思った瞬間でした。
健太くん自体はいいやつだし、イケメンだし、けして悪い人ではないんだけど、合わない気がしてならない。
そう感じました。
奢り奢られ論争【相手が破産しないか心配になってしまう】
映画がだいたい15時くらいからで、終わったのが17時前だったので、軽くお茶をして帰ることになりました。
夕食食べてもよかったんだけど、なんとなくそんな気になれなくて、予定があることにしてお茶だけってことにしました。
カフェに入ってケーキを食べました。
映画の話と、あとは特に恋愛の話とかはしなかったと思います。
少し仕事の愚痴を聞き「本当になりたくてなった仕事だけど、仕事してて辞めたいと思うこととかないの?」と素朴な疑問を投げかけたところ「そんなの毎日思ってるよ」と真顔で返ってきました。
(健太の真顔怖いって)
会計時、普通に払おうとしたら、横から遮って全額出してくれました。
よく男はカッコつけるために奢るって言うけど、健太くん、明らかにお金なさそうなので、奢らせるのは悪い気がしましたが、俺が払うという強い意志を感じたので、ありがたく奢っていただきました。
奢りたいんだろうから奢ってもらったんだけど、お金なさそうだから本当に申し訳ない気分。
また会いたければ奢ってくれなくても会うけど、というか、会いたければ私が奢ってでも会うんだけどな。
健太くん、貯金なさそうすぎて心配になりました。
自惚れかもしれませんが、ちょっとはいいと思ってくれていたのかも。
そして、いいと思った女子は全奢りじゃないとっていうマニュアルを読んできたのだろう、そう思いました。
私の肩を撫でる手【形を確かめるようにまさぐらないで】
なんやかんやカフェを出て、今日もバイバイすべく駅に向かいました。
今日も進展なしです。
というか、初めは見た目が超タイプの健太くんにガチ恋していた私ですが、回数を重ねるうちに違和感が増してきました。
会うごとに違和感が増すのは見た目ではなく中身に違和感を覚えているということなので、いくら見た目がタイプでも致命的です。
今日で健太くんと会うのは最後かな……。
マジでそう思っていました。
まぁそんなことを考えながら歩いていたからか、ちょっと足元がお留守になってしまい、階段でよろけてしまいました。
すぐ横を歩いていた健太くんが肩を支えてくれたので転ばずにすみましたが、このとき、ものすっごい肩をまさぐられたのを覚えています。
撫でる……というよりまさぐるに近い。
気持ち悪いという意味で、ゾクゾクしました。
こ……これは無理かも………!
と思った3回目の映画デートでした。
ないと思いつつも、悪くは思われてなさそうだし、健太くんからは定期的に連絡が来ていたので、とりあえず来た連絡には返しつつ、新たな出会いを探したわけです。
ちなみに健太くんとはこの後、4回目のデートに進みます。
さて、ここまでアプリでの婚活に注力してきた私ですが、10人会ってもなかなかいい人に出会えなかったので、ここで一旦、別のステージに参戦することを考えました。
ということで、次回は独身者限定の登山サークルに参加したお話です。
コメント