こんにちは、トピ子です。
当ブログでは、ろくな恋愛経験のない自称美人、高学歴、小太りでモテない私が、32歳で婚活を初め、社会人サークルで変な男に引っかかりかけ、紹介ではパッとせず、最終的にマッチングアプリ「Pairs」で知り合った夫と結婚するまでを赤裸々に紹介しています。
さて、前回、ペアーズ6人目、キツい香水の匂いとともに現れた危険な香りのするイケメン金融系ギラギラ登山男子とのアポについてお話ししました。
やはりマッチングアプリにはヤリモクはいたという悲しい現実を突きつけられたものの、砂漠のようにカラカラに干からびていた私、ちょっと誘惑に負けそうでしたがここで沼にハマるわけにはいかないと理性で本能を抑え込みました。
割り切ったライトな関係をアプリに潜むヤリモクなんかと楽しんでいる暇は私にはありません。
また、ヤリモクに出会ってしまったくらいで落ち込んでいる暇もありません。
男の傷は男で埋めるのみ。
ということで、今回はペアーズ7人目「スリランカ(仮)」に話を移していきたいと思います。
超優良物件! ……しかし【背が低いからモテないんだろうな】
ペアーズ7人目は、なんと早○田大学工学部卒のエリート。
写真を見る限り顔も良く、鍛えられた良い体をしていました。
趣味は海外旅行と、いわゆるハイスペで、申し分ない経歴です。
めちゃくちゃモテそうですが、ただ一点、問題が。
「身長:164センチメートル」
鍛えてる系、ハイスペチビかぁ〜。

でもよく見るとかなりかっこいい。
しかも早○田卒で勤務先はM菱重工。
こんないい条件の男、この先現れないかもしれない。
ってか、この人、チビだからこんないい条件なのに婚活してんのかな。
これまで6人に会ってきて、なかなかピンとくる人はおらず、しかも一個前はヤリモクっぽかったし、こんな好条件のいい男が手に入るのであれば、身長くらいは妥協しないといけないのかも。
むしろ身長さえ我慢すればこんな好条件が出てくるのか?
もしかしたらこの人は身長の低さをカバーするべく、鍛えたり勉強したりして足りない部分をカバーしてきた真面目な努力家なのかもしれない。
なんて失礼なことを考えながら、とりあえずマッチングしてやりとりをスタート。
知性を感じる返信、女子は好きだけど男子にはあまり人気のないタイ料理が好きで、海外にもよく旅行に行き、英語もペラペラ(自称:日常会話くらいはできるよ)。
やはり身長以外はかなりの高物件。
1週間ほどやりとりをし、どちらともなく食事に誘い、渋谷でタイ料理を食べに行くことにしました。
身長盛ってない?【思った以上に小さいな】
前回、週末夜の新宿アルタ前待ち合わせで失敗したので、今回は渋谷のTSUTAYA店内で待ち合わせました。
渋谷の待ち合わせというとハチ公前が出てきますが、あそこも人が多すぎるので、初対面の方との待ち合わせには向きません。
最近はどうかわかりませんが、下手するとキャッチや他人の幸せを祈りたい人に絡まれてしまうので、お店待ち合わせか、スタバ待ち合わせか、TSUTAYA店内待ち合わせがベターです。
渋谷のTSUTAYAはさほど店内が広くないので、服装を伝えておいたら、すぐに見つけてくれました。
第一印象は「思った以上に小さいな」でした。
身長164センチの私に164センチの彼は、想像よりもずっと小さく見えました。
一応気を使ってヒールではなくぺたんこ靴で行ったのですが、やはり小さかったです。
自分で鍛えていると言っているだけあって、スタイルは良かったですが。
ミサワ(仮)や私のように、筋肉のついたデブではなく、ちゃんと筋肉質でした。
鍛えてる系って、どうしていつもVネックにチェーンネックレスなのかな……という疑問はさておき、とりあえず彼おすすめのタイ料理店に向かいました。
女子ってタイ料理好きだよね【男で好きなのは意識高い系:偏見】
彼おすすめのお店は、渋谷TSUTAYAからすぐのところにありました。
店名は覚えていませんが、小さめのお店で、少し薄暗くて素敵でした。
結構グルメなようで、美味しいお店は色々知っているようです。
アプリでのアポでは何人かにお会いしましたが、タイ料理屋さんに連れて行ってくれたのはスリランカだけでした。
タイ料理が好きな男ってなんとなく意識高めか、女遊びが上手な悪い男か、彼女か奥さんがタイ料理好きの彼女持ちか既婚者か……
とりあえずいいイメージがありませんが、この中ならスリランカは「意識高め」に分類されそうです。
だって、趣味が海外旅行で、特にアジアが好きだって言うんだもの。
チビだからマッチングアプリなんかで婚活をしているけど、やはり掘り出し物かもしれない。
何はともあれタイ料理!
大好きなプッパーボンカリー(エビのカレー炒め)に舌鼓を打ちながら、彼の最近行った旅行話を中心に楽しい会話に花を咲かせる・・・はずでした。
本場のティーを飲みに来ないかい?【まさかのスリランカ】
さて、彼の最近行った旅行先について話を聞いたところ、つい2週間前にスリランカに行ってきたとか。
スリランカがどこだって?
インドの右下あたりにある島だったはず。
カレーのイメージしかないけど、どうやら紅茶が有名で、紅茶の「セイロン」はスリランカの品種だそうです。
一つ勉強になりました。
さすが早稲○!
よっ! M菱重工!!
と、勉強になったのはいいんですけど、問題はこの後。
「うちにお土産で買ってきたスリランカの紅茶がいっぱいあるから、飲みに来ない?」
早々に家に連れ込もうとしてきます。
さっき会ったばっかの男の部屋なんて行くわけないのであっさり拒否。
しかし、他の話をしていても何度もこのセリフが出てくる。
「トピ子さんはコーヒーが好きなんだね。でもスリランカの紅茶を飲んだら紅茶派になるよきっと! うちに来れば本物の紅茶が飲めるよ?」
「あー甘いものもいいよね。うちにスリランカの紅茶に合うお茶菓子、たくさんあるよ!」
「トピ子さん美味しそうに食べるね。よく食べる子って好きだな。食後にスリランカの紅茶でもどうかな」
……スリランカ、スリランカうるせえよ。
行かねって言ってんだろ!
諦めの悪い男【私の手にそこまでの防寒性はねぇよ】
イライラしながらスリランカへの誘いを毎回拒否していたら、徐々にテンションが下がったスリランカ。
タイ料理は割り勘になり、「この女はやれそうにない」と判断したことが露骨に伝わってきました。
まぁ、別に割り勘でいいんだけど、わかりやすすぎだろ。
最寄りの路線の隣駅の方が渋谷駅よりもタイ料理屋から近かったので、駅まで送ってくれました。
てっきり諦めたのかと思ったスリランカですが、まだ諦めていません。
「この方向にうちあるけど、本当にスリランカの紅茶飲まなくってもいいの?」
「本当に美味しいんだけどな、紅茶。世界が変わるよ?」
「紅茶に興味がないなら飲まなくてもいいから、とにかく寄っていかない?」
最後、もう紅茶どうでも良くなってるやんけ。
言われれば言われるほど行きたくなくなるのが女心。
適当に流しときゃいいのに、一つ一つ丁寧に「行かない」って繰り返しちゃう真面目な私。
どうしても家に連れ込みたいスリランカと、早く家に帰りたい私の戦いです。
紅茶釣りに限界が来たのか、突然「なんか肌寒いですね」と気象の話を振ってくるスリランカ。
「え? そうですか?」
と言いかけたその時、スリランカの手が突然伸びる!
「寒いんで手を繋いでもいいですか」
半ば強引に私の手を握ろうとするスリランカ。
当然、手を振り払って、「手繋いだくらいで暖かくならないでしょ。ってか勝手に触らないでよ」とややキツめに拒否する私(でも駅まで送らせる)。
ようやく駅が見えてきたので「もうここで大丈夫です。寒いなら風邪かもしれないから、早めにお家に帰って暖かくして寝てください」とせめてもの優しさを出して解散。
スリランカはまだ諦めきれないのか「また会ってくれます? 今度は紅茶持っていきますから! 茶器はうちにあるからうちで飲んでくれてもいいけど!」と食い下がる。
逆に怖くなってきたので「機会があったらまた」という二度と会わない時に使うバイバイを送っておきました。
今回の学び【都合よく解釈しない】
ということで7人目も6人目に続きヤリモクでした。
前回はヤってるヤリモクでしたが、今回はヤれないヤリモクです。
あんな最初から家に連れ込みたがられて行く女、いるんですかね。
女にもヤリモクはいるそうなので、目的が同じ同士でマッチングすればいいのに、どうしてああいう輩って素人を好むんでしょうか。
同族嫌悪?
とにかく、今回の学びは………以下の1点。
1.1点だけ劣るからモテないなんてことはない
今回、このスリランカについて、私は「背が低いからこんだけいい条件揃ったイケメンなのに婚活してるんだろうな」と拡大解釈しました。
が、実際はただのモテないヤリモクでした。
背が低かろうがモテる男はモテるので、背が低い、その1点だけでモテないというわけではなさそうです。
むしろ、早○田大学卒、三菱○工のイケメンなら、とっくに他の女に捕まっててもおかしくない。
そういえば高校の時も、背が低いけどイケメンで性格のいい男子は、学年で1、2位を争うくらい可愛い女子と付き合っていました。
世の中、そういうもんです。
こんな条件のいい男だけど、自分的にNGな背が低いってだけで余っていた、なんて拡大解釈はしすぎない方が良いかも。
ハゲならともかく、チビの需要は意外とありそう。
まぁ、中にはいい人もいるはずなので、過剰に警戒する必要はないかと思いますが。
さて、2人続けてヤリモク臭い男性に当たってしまった私。
ペアーズにはいい男はいないのか? と少し不安になりました。
そんな時、ある外国人男性からイイネをいただき、日本人がダメなら外国人……という婚活女性にありがちな発想に陥ったのです。
ということで、次回、8人目はロシア人です。
コメント