こんにちは、トピ子です。
当ブログでは、ろくな恋愛経験のない自称美人、高学歴、小太りでモテない私が、32歳で婚活をはじめ、社会人サークルで変な男に引っかかりかけ、紹介ではパッとせず、最終的にマッチングアプリ「Pairs」で知り合った夫と結婚するまでを赤裸々に紹介しています。
さて、前回、ペアーズ6人目、イケメン金融系登山男子とのアポに挑みました。
密すぎて出会えるか不安だったアルタ前での待ち合わせでしたが、香水の匂いを撒き散らしながら現れた「瑛人(仮)」と適当にいい感じの居酒屋に入り、アポスタート。
開始早々、歯の浮くような外見褒めを喰らい、ちょっと照れ照れになりつつもなんとかポーカーフェイスを保つ私。
登山の話などを聞きつつ、お酒も入り、さらに深い話へと進んで行きました。
ということで、今回はペアーズ6人目「瑛人(仮)」の続きになります。
仕事熱心な男って素敵【ってか仕事観が合わないと無理】
さて、一通り登山男子の登山トークを聴いたところで、仕事の話を聞いてみることに。
やっぱ仕事に誇りを持っている男っていいですよね。
ネットワークビジネスにハマっていた大学同期が、「俺はアフター5のためだけに仕事をしてる」ってドヤってたけど、30過ぎてその姿勢で仕事するってどうなの?
私、昭和生まれだからその辺の価値観、全然わからんのよ。
まぁ、仕事への価値観が合わない人って、恋人としても夫としても多分無理だから、その辺は確認しておきたいですよね。
仕事についても登山同様、熱く語る彼。
就活の話にもなり、大手自動車メーカーから内定をもらった最終面接の武勇伝も。
私、専門職なのでちゃんとした就活をしたことがなくて、かなり新鮮でした。
仕事にも熱心なこの彼、いいかも!
飛び出せ! とびっきりの武勇伝【キレる30代】
ということで、ちょいちょいパスを入れながら彼に話の主導権を握らせていたら、気を良くしたのか最近の武勇伝も披露してくれました。
「俺、かなり仕事が早いんで、結構無茶振りされるんですよ。あんまりにもひどいから、今週は会社で上司を怒鳴りつけてやった」
えっ……!?
いい大人が上司に怒鳴るとかマジ?
飛ばされるぞ??
と思い、流石に「え。上司を怒鳴ったんですか? それ大丈夫なんですか?」と質問。
しかし彼は「俺を怒らせたらどうなるか思い知らせてやった」とドヤ顔。
いや、上司怒らせたらヤベーのはあなたですけど……と、彼からキツい香水の匂いとともに、すごいモラハラ臭を感じました。
あと、関係ないんですけど、金融系の男ってなんで「君の会社、業界何位?」って聞いてくんの?
我が家は零細中小企業だから、何位とか知らねーよ。
クズ恋愛エピソード【またしても猫男】
上司怒鳴り事件を一通り聞いたあと、話は恋愛に。
この彼、なかなか恋愛上手っぽくて、話をスライドさせるのも巧みです。
「ってかトピ子さんはそんなに綺麗なのにどうして今彼氏がいないんですか? これまでにペアーズで出会って口説かれたりしてるでしょ?」
ほら、恥ずかしげもなく褒めてくるこの男。
今ならクズだとわかるけど、当時の私は大変気を良くしていました。
「まぁ、良さげな人はいるけど、2回会う気になかなかなれないっていうか・・・」
から始まった婚活トーク。
彼はおしゃべりクソ野郎ではあるけれども、人の話を引き出すのも得意なようで、私の恋愛エピソードをめちゃくちゃ掘ってきます。
そして、私も私で、やめときゃいいのにクズ恋愛エピソードをついつい披露。
お酒って怖いですね(お酒の失敗ではなく、私の失敗ですけど)。
最強エピソードである「猫男」、全編披露してしまいました。
代わりに彼も自分が元カノに酷い振られ方をされたエピソードを披露してくれたので、トントンですが。
足を絡める男は危険【韓流ドラマか小コミでしか見たことないわ】
というわけで、ついついバカな女がいかにも怪しい年下男に引っかかってホイホイ家まで行って修羅場になりかけた話を披露してしまった私。
ここまで話せば私の恋愛経験が少ないことが流石にバレる。
(まぁ、婚活してる時点で恋愛でうまくできないことはわかってるんですけどね)
これはヤレると思ったのか「トピ子さんって綺麗なのに純情そうですよね」とテーブルの下で足を絡ませてきました。
私の人生において、テーブルの下で足を絡ませられるなんて、後にも先にもこれっきりです。
男女がテーブルの下で足を絡ませるなんて、韓流ドラマか新庄まゆか北川みゆきの漫画くらいでしか見たことないわ!
こんな貴重な体験ができるのも、ある意味、婚活の良いところです。
「ちょっ! やめてやめて!」といいつつ、茹で蛸のように真っ赤になる私。
恥ずかしがっちゃうあたりが私のかわいいところですが、これでは彼の思う壺。
頭ではこの男はやばいと思いつつ、男女関係ひからびすぎで、正直、ドキドキしてしまいました。
割り切った関係ならいいかも……とすら思ってしまった自分を殴りたいですが、そういうの無理なんで、照れただけで終わりました。
帰り道も終始口説いてくる【わかりやすい男】
私を辱めて気を良くしたのか、彼は駅までの帰り道でも終始恥ずかしいことを言ってきました。
完全にSポジションをとられました。
悪い男としての魅力がある彼ですが、ここでこの人に引っかかってしまったらさらに婚期が遅れます。
現実から目を背けてこの彼との関係にハマっても、残るのは歳をとっただけで何も成長していない自分です。
ダメダメ! 私には時間がない!
なんとか女としての欲を抑えて、理性で解散して、家路につきました。
その後、お礼の連絡などはしましたが、会うことはありませんでした。
今思うと絶対ないけど、彼がちょっとセクシーに思えてしまい、このまま何もないよりは彼に遊んでもらう方がいい女になれるんじゃないかと気が迷った日もありましたが、沼にハマるのが怖いのでやめておきました。
今思うと正解です。
今回の学び【自分を大事に】
別に学ぶことはないかもですが、とりあえず以下です。
1.マッチングアプリにヤリモクはいる
これまで出会わなかったのがある意味不思議なくらい、5人目までは癖はあるけど安全牌でした。
ただ結婚できてないだけの真面目に彼女・結婚相手候補を探している男性たち。
なーんだ。怖いと思って損したわ!
そう思っていたんですけど、ヤリモクいたわ。
犬も歩けば棒に当たるくらい当たり前に、婚活すればヤリモクに出会います。
いることを認識したうえで、数多いる男性のなかから自分にベストマッチの男性を見つけるのが婚活です。
マッチングアプリは手軽に出会えるので、仲人さんがついているような相談所よりも遭遇率は高いかもしれません。
まぁ、アプリでヤリモクに出会って凹むことはありますが、女として見ていただけたくらいに思って、次行きましょう。
n数が多いのですぐ次に行けるのがアプリの最大のいいところですから。
2.やっぱり匂いは会わないとわからない
一人目にお会いしたミサワ(仮)とは別の意味で匂い問題が生じた今回の彼。
新宿アルタ前という喧騒の中でも、近くにいたらおそらくわかるくらい香水の匂いを漂わせていました。
私は香水つける系男子があまり好きではないので、結構キツかったです。
逆に香水つけてる男性が好きな女性もいるので、この辺はやはり会わないとわからないですね。
まぁ、私もあと10年若ければ「この匂いが彼の匂い! ……好き!」ってなれるかもしれませんが。
3.恥ずかしげもなく可愛いとか綺麗とか言ってくる男は大体クズ
これはおそらく限りなく正解だと思うのですが、男の人は好きな女性にはなかなか「かわいい」とか「好き」って言えません。
むしろ、簡単に「かわいい」とか「きれい」って言ってくる男は大体クズです。
だって「かわいい」「きれい」ほどコスパの良い言葉はないですから。
自分はただ褒めただけなのに、うまくいけば女が勝手に「私のこと好きってことなのね!」と勘違いしてくれるんですから。
しかも、失敗しても発した男は何も傷つくことはない。
なんて無責任でお手軽な言葉なのでしょう。
女子高生の「かわい〜!」くらい信憑性がありません。
ということで、簡単に、しかも初対面で恥ずかしげもなくさらっと褒めてくるやつには気をつけましょう。
4.女としての欲望に負けてはいけない
これ言うの恥ずかしいんですけど、実はかなりドキドキさせられました。
彼は危険な匂いのするいい男。
私が結婚できなかった所以ですが、悪い男ってなんかかっこいいですよね。
セクシーというか。
認めたくはありませんが、女として少し惹かれたのは事実です。
幸い彼には私の理性を保ってくれるドン引きエピソードが揃っていたので、流石に引っかかりはしませんでしたが、それがなかったら、もしかしたらハマっていたかもしれません。
モテない女の怖いところです。
でも、悪い男は結婚相手には向きません。
一緒にいて安心できるってのが一番大事ですよ。
ちなみに、「ドキドキさせる男ではなく一緒にいて安心できる男がいい」って言うと、「婚活にはトキメキは不要!」だの「婚活で恋愛しようとするなんてバカ」と飛躍されるのですが、違いますよ。
出会いは婚活でも恋愛して結婚して良いんです。
ただ、ドキドキハラハラさせてくる男よりも、自分ときちんと誠実に向き合ってくれそうな真面目な男にしときなさいってだけの話です。
ということで、ペアーズ6人目にして初めて悪い男に遭遇した私。
つい芽生えてしまった女としての欲望をなんとか抑え、次なる男とのアポに挑むのでした。
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