こんにちは、トピ子です。
当ブログでは、ろくな恋愛経験のない自称美人、高学歴、小太りでモテない私が、32歳で婚活をはじめ、社会人サークルで変な男に引っかかりかけ、紹介ではパッとせず、最終的にマッチングアプリ「Pairs」で知り合った夫と結婚するまでを赤裸々に紹介しています。
さて、前回、圧倒的に顔がタイプの桐谷健太似の保育士(以下、「健太くん」)との2回目アポを終え、顔がタイプは尊いものの、全体的に少し頼りない彼をキープして、他に目を向けようとイイネをくれた年上サーファーとのアポに挑んだ私。
プロフィール写真はチャラそうではあるもののいい感じのおしゃれアラフォーだったのですが、いざ会ってみるとサーフィンで日焼けしたお笑い芸人の方の陣内似で、思った以上にチャラそうでした。
若干の黄色信号が点りつつも、人生初のトイレに行っている間にお会計を済ませてくれるエスコート上手な彼に、好感を抱いてしまうチョロい私であります。
この彼(以下、「陣内」)とは、1回目のアポから数日で2回目に誘われ、1週間後の金曜日に、再び飲みに行くことになりました。
エスコート上手な男は怪しい【んだけど私ってチョロい女だから以下略】
陣内との2回目のアポは、金曜夜の新宿で、駅で待ち合わせをしてから、彼の予約したイタリアンレストランで食事をしました。
洞窟っぽくておしゃれな店です。
やはり、年上は女性の扱いを心得ているのか。
運命を感じた男「フジツー」を思い出します。
ってか、こんなおしゃれな店に女性を連れてこれるエスコート上手な男が40前まで独身てどうなんかね。
失礼かもしれないけど、高確率で遊んでいると身構えておいたほうが、女性は傷付かなくて済むと思います。
が、私、チョロい女なんで、若干の警戒心は残しつつ、テンションアゲアゲでした。
意外と真面目な話もする【部下の育成について】
2回目のアポということで、とりあえずの人格はなんとなくわかったんで、それなりに楽しく過ごせました。
ちょっとこの時期、部下の育成に悩んでいて、仕事の話なんかも。
陣内は私よりも5つくらい年上だったので、社会人としても先輩で、結構リアルな新人教育の話をしてくれました。
世代なのでしょうか。
この辺の話がかなり合ったところが、自分が陣内いいなぁと思ったところです。
陣内は割とスパルタで、「とりあえず無理かもしれないけど、大量の仕事を持たせてみる。で、やり方を自分で考えさせる」と言っていました。
私もそれをやったことがあるのですが、全部中途半端にされて結局自分の仕事が増えただけ。
はじめから全部自分でやったほうが早いのでは……でもそれをしてしまうと成長しないしなぁ……とドツボにハマりました。
陣内はこのようなリアルな悩みに対しても、共感しつつ、こうしてみるのもいいかもね〜と。
かなり話していて楽しかったです。
さすがエスコート上手!
ペアーズで会った男性とこんなに真面目に仕事の話ができるなんて、なかなかの発見でした。
サーフィン教えてあげるよ【私は水着を着たくない】
そんな話をしつつ、陣内の趣味であるサーフィンの話も。
「波乗りはスポーツなんかじゃない。そうだな……人生なんだ」
って二次元の元彼(わからない人は下記参照)が言っていたのを思い出しますが、基本的にサーファーはチャラいイメージがあります。
なので、2回目だしいいっしょと思って、「ぶっちゃけサーフィンやっている人ってチャラいイメージあるんだけど」とズバリ切り込んでみました。
すると、ニヤニヤしながら「湘南のサーファーは比較的チャラい人が多いけど、俺を含めて九十九里のサーファーはサーフィンを本気で愛してるから!」と謎理論を展開。
自称:遊んでないサーファーのようです。
まぁ、サーファーでも遊んでない人はたくさんいるので、サーファー=遊び人は風評被害だったな、と少し反省。
サーフィンは痩せるし楽しいから、教えてあげるし一緒に行こうと誘ってくれたのですが、私、水着NGなんで(デブだから)、行くならカフェでお茶して待ってたいわ、とつまんない回答をしました。
私はときめきメモリアルの主人公のように、相手の趣味に全力で歩み寄る努力ができないので、モテないんだと思います。
排尿を促す男【会計チャンスは無理してでも作る】
さて、いい時間になったので、今回もこの辺でお開きの雰囲気に。
すると「トイレ大丈夫?」と排尿を促されました。
これは、私がトイレに行っている間に会計を済ませるパターン!
しかしこの時の私はなぜか「さっき行ったし大丈夫です」とにっこり。
だが陣内は食い下がる。
「でも帰り道でトイレ行きたくなるかもだから、行っておいてよ」とジェントルスマイル。
これは行かなきゃならん流れだ。
さすがの私も空気を読んでトイレに行きました。
もう陣内がお会計をしていることはわかっているので、あえて長めに時間を取りました。
たとえうんこしていると思われたとしても、会計が終わる前に席に戻るよりはマシだろう。
きっとこれがモテる女の嗜みなのでしょう。
モテない男たちよ。
モテる男はこうやってチャンスを自分で作っているんだぞ。
そしてこれは「隙がない」って言われる系女子にも同じことが言えるのかも。
私も「隙がない」ってよく言われますが、モテる女は計算のうえで隙を作っているんだと思います。
作り方は分かりませんけど。
手、取りし者【チョロい女はドッキドキ】
まぁ何はともあれトイレ言っている間にお会計が済んでいました。
わかってたけど「あれ、お会計は?」「もう済ませたよ?」「え!?」という茶番を挟み、お店を出ました。
家が比較的近くなので、帰りの電車も同じです。
お店を出た瞬間、陣内が私の手を握りました。
男と手を繋ぐのなんて久しぶりすぎて、女性ホルモン急上昇です。
スリランカの時とは違い、手を繋ぐという行為にうっかりときめいてしまった私。
もう茹で蛸レベルで真っ赤っか。
この彼を結婚相手として親に見せたら、チャラすぎて絶対嫌な顔されるよなぁと思いつつ、その後のセクシーな展開を予感させる手繋ぎには、最っ高にドキドキしました。
この女、意外とやれないと判断された模様【危ねぇ危ねぇ】
ドキドキはしたもののディフェンスには定評のある私。
手繋ぎで電車に乗りながら「明日は何か予定があるの?」と甘い声で聞かれたときに、本能的に「仕事が終わらなくて、明日も仕事になっちゃったんですよ」と、ありもしない仕事の予定を捏造しました。
そう簡単に許してなるものか。
ここで致して付き合えるならまだしも、致した挙句ハイさよならでは悲しすぎる。
当時、「遊ばれたと思うよりも遊んでやったと思う女の方が婚活は早く終わる」ってツイートがバズってたけど、そんなふうに割り切れないから婚活しているのよ私は!
乙女の心はガラス細工のように繊細なのよ!
ということで、女性ホルモンだけ分泌させていただいたところで、本日も解散。
さすがに明日仕事の女とワンナイトをするような鬼畜オオカミではなかったようです。
陣内、アプリから消える【ついでにFacebookからも消える】
さて、陣内とのその後ですが、正直かなりドキドキしたし、アリかもとか思ったりもしたのですが、ある日突然アプリから消えました。
ついでに、Facebookからも消えていました。
本名を知らされていたので、Facebookを死ぬほど検索して本人を探し当てたのですが、そのアカウントすら消えていました。
もしかしたら既婚で、奥さんにばれそうになって慌てて消したのかな。
あの余裕、おしゃれなお店を知っている感じ、やはり既婚者だったのか?
後日、いつもの美容院で美容師にこの話をしたら「だからエスコート上手の男なんて既婚者か俺みたいに散々遊んできたクズですよ」と言われました。
しかしわざわざFacebookアカウントを作ってまでマッチングアプリに登録するあたり、男の性欲ってほんと怖いですね。
振られたら次!【私にはセカンドがいる】
突然アプリから消えた陣内になんだか振られた気分になり、ちょっと寂しくなったので、だらだら連絡を取り続けていた健太くんに連絡して、映画デートをすることになりました。
こういうとき、セカンドがいると取り乱さなくて済むので便利ですね。
付き合ってないんだから誰とデートしても自由!
婚活ってこんなことができるんだな……と、超健全な学生時代を過ごしていた私には考えられない不健全さですが、どなたとも不健全なことはしていないので、問題ない! 問題ないんだ!!
『私、結婚できないんじゃなくてしないんです』でも藤木直人が「セカンドを作れ!」って言ってたもん。
あ、わからない人はこちらを参照↓
ちなみに、このドラマはAmazonプライムビデオで無料で見れます!
私が婚活の参考書にしたドラマですので、もしよかったら試しに見てみてくださいね。
ということで、次回は健太くんとの映画デートです。


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