こんにちは、トピ子です。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
さて、前回のブログで猫男との恋が本当に終わった私。
今考えても彼は最低野郎だったと思いますが、彼との恋によって色々と学ぶことができました。
今回は、私が彼との恋で何を学んだのかをまとめたいと思います。
毎日連絡をくれる男が自分を好きとは限らない
猫男との恋で一番学んだのはこれ。
男って女と違ってLINEとかメールとかあんまり得意じゃないから、好きな相手じゃないと毎日なんて連絡できないと思っていました。
これ、ホント人によりますから。
最近だと元総理大臣が「女は話が長いから会議が長引く」と発言して大問題になりましたね。
これに対して多くの女性が「女だからって一括りにするな!」と怒っていましたが、これと同じで「男だから」って一括りにして、自分の都合の良い方向に解釈しようとするはよくありません。
こと婚活に関しては同時進行は珍しいものではなく、「何人にも毎日連絡するなんて面倒臭いからできないはず」という固定観念は早めに捨てた方が良いと思います。
事実、マッチングアプリで婚活をしていた時代、私は夜だけですが毎日5人以上とメッセージのやりとりをしていました。
自分にできることは他人にもできると思っておいた方が勘違いしなくて済みます。
それは男だろうと女だろうと関係ありません。
連絡の頻度は本当に人によります。
むしろ連絡の回数を増やすだけで相手の心が掴めるのであれば安いもんです。
確かに連絡の頻度が高い方が気持ちは強いとは思いますけれども、それだけで相手の気持ちを拡大解釈するのは危険です。
行動、発言などを踏まえて、トータルで判断しましょう。
対面での出会いだからといって安心なわけではない
2つ目はこれです。
最終的にマッチングアプリで夫と知り合って結婚した私ですが、この頃はまだ「姿の見えないネットでの出会いなんて怖い」と思っていました。
確かにネットでの出会いにも危険が潜んでいるかもしれませんが、パーティーなど対面で出会ったからといって安心とは限りません。
実際にニュースになるような結婚詐欺師は結婚相談所や婚活パーティーで被害者と知り合っています。
またフィクションですが、小説『後妻業』でも結婚紹介所が出会いの場となっていました。
程度の差はあれども「この出会い方であれば絶対に安心!」というものはありません。
どの方法で出会った相手でも、ある程度自衛の心を持って、相手の行動を見てしっかりと判断する必要があると思います。
年下だから仕方なく・・・ない!
バカな子ほど可愛いっていうか、年下って無条件に可愛く見えてしまう、そんな甘い罠に引っかかってしまう女性は意外と多いのではないでしょうか。
でも、目を覚ましてください。
いくら年下といえども、相手はいい歳した大人です。
猫男は私よりも4〜5歳年下でした。
年下なので初デートのお店が笑○でも仕方ないか・・・
なんか幼いこと言っちゃってるけど、年下だしな・・・
など、彼の若さに目が眩んでいろいろ見て見ぬ振りをしましたが、よく考えたら彼は28歳。
立派な大人じゃねーか・・・。
年下フィルターで目が曇ってきたら、自分が相手の年齢の時にどうしていたのかを冷静に思い出しましょう。
君は魅力的だから俺にはもったいないは大嘘
「君は魅力的だから俺にはもったいない」なんてセリフで関係を曖昧にしようとする男なんてロクな奴じゃありません。
大体、本当にもったいないと思えるような魅力的な相手なのであれば、何としてでも手に入れようとするはずです。
また、魅力的な女性は競争率が高いでしょうから、普通に考えてライバルよりも先にステディになることを望むはずです。
なので、「君は魅力的だから俺にはもったいない」なんて少女漫画みたいなセリフをサラッと吐いて関係を曖昧にしようとするような男は信用に値しません。
甘いセリフ吐かれちゃった・・・。
くらいでちょっといい気になるくらいで納めておきましょう。
雑談が盛り上がらない相手はダメ
雑談が盛り上がらない相手とは先がないと思います。
実は猫男との雑談、そんなに弾んでいません
彼の好きなラノベや日常系アニメに興味はなかったし、ギターとか音楽の話もあまりピンと来ませんでした。
また、比較的会話のテンポが早い私に対して、「え? それどういうこと??」と発言の説明を求められることもあって、少しストレスを感じていました。
それでよく付き合おうと思ったな・・・って感じですけど、それは一旦置いといて。
人生のパートナーとして長く付き合っていく結婚相手とは、ストレスなく過ごしたいですよね。
そして人間の会話のほとんどは雑談です。
今改めて感じるのは、理想の結婚相手は雑談の相性がいい人、ということ。
見た目がタイプだから、好条件だから・・・と無理に相手と話を合わせようとしている方もいると思いますが、たかが雑談にそんなストレスかける必要ありますかね。
もちろん、相手との話を盛り上げるために相手の好きなものをリサーチしておくことは重要です。
でも、そもそも自分はそれが苦ではないのか、そしてもしそれが全っ然興味のないものだったとして、嫌々調べるほどの努力をする価値が相手にあるのか、一度冷静に考えてもよいかもしれません。
ちなみにこれは私見ですが、自分と雑談の相性がいい男性は、自分の親とも上手にお話ししてくれますよ。
自分の個人情報をとことん開示しない相手はやばい
こんなの言うまでもないと思いますが、自分のことをやたら話したがらない男は危険です。
確かに、初回からベラベラ自分の個人情報を開示しちゃう男性はそれはそれで心配ですけど、何度か会っているのに一向に個人情報を開示しない男はやばいです。
普通に考えて、今後きちんとした関係を構築したい相手には誠実に対応するものです。
それをしないのは付き合いたいと思うほど好きではないか、知られては不都合な何かがあるってことですよね。
そんな相手に囚われるのは時間の無駄です。
速やかに撤退しましょう。
関係を持つ前に関係をはっきりさせたがらない男はクズ
大人同士の恋愛に告白なんて野暮なものはいらない。気がついたら付き合っているもの。
という意見、たまに見ますよね。
東村アキ子さんの大人気漫画『東京タラレバ娘』の巻末の恋愛相談コーナーにも、「告白を経て付き合うタイプの男もいるけど、大抵ダサくてホームセンターで売っているようなリュックを背負っている奴。そういう男がいいのであれば別にいいけど、スマートなイケメンがいいのであれば告白なんて野暮なもんは諦めなければいけない」みたいなことが書いてありました。
正直、東村さんの意見は正しい部分もあると思います。
スマートで遊び慣れていそうなイケメンは競争率も高く、正直自分以外にも候補がいるでしょうから、告白してステディの座を狙うよりも、なぁなぁの関係を築いてナンバーワンを目指すのがセオリーなのかもしれません。
しかし、そもそも婚活をしている我々が求めているのって、そんなスリリングな男なのでしょうか。
悪そうな男って予想外の行動をして女心を揺さぶってくるから、めちゃくちゃドキドキさせられるし、心奪われて夢中になりやすいのはわかります。
しかし、結婚相手として重要なのは安心させてくれる男だと思います。
婚活している自分は恋愛上手なスマートな大人ではないという事実を一旦受け止めて、野暮でもいいから付き合ってない男とお突き合いをするのはやめましょう。
都合の良いように解釈しようとしてはいけない
恋する女性が陥りがちな罠ですが、不利な状況であっても相手を信じたいあまりに自分にとって都合の良い=彼は私のことが好きな良い人間であるかのように、事実を曲げて解釈しようとするケースがたびたびあります。
例えば猫男宅にあった大量の女もののコスメやヘアアイロン。
どう見てもクロなのに、「元カノが置いていったものをまだ捨てていない」というシロである可能性にすがりたくなりました。
また、「バツイチだから私には相応しくないと思ったのか」と、猫男が言ったわけではないのに自分の都合の良いように解釈しようとしてしまっています。
よく考えれば、絶対に好きな女にはしないであろう発言や行動をとられていますが、なんとか猫男が自分を好きであると考えたくて仕方がなかったんでしょうね。
だって、都合の悪い事実に気がついてしまったらこの楽しい恋が終わってしまうんだもの。
ということで、猫男はクソ野郎だとは思いますが、彼に夢中になってしまった自分も馬鹿だったんですよ。
騙される側もある意味共犯なんです。
引き伸ばしても時間の無駄。
婚活中の女性は結婚へのプレッシャーから焦りがちですが、どうか友人の言葉には耳を傾け、目の前にある事実から目を背けずに冷静に判断しましょう。
何歳だろうと自分の歩んできた道にふさわしい相手を選んでいい
今回の猫男騒動後、職場の人と飲みに行った際、まだ情緒不安定が残っていたので飲みのネタとして猫男事件を話題に出すことがありました。
その際、15歳くらい年上の上司からこう言われました。
「君は今まで努力を重ねてきたわけでしょ? 立派な資格も持っているし、会社でもそれなりの地位にいる。だから、イケメンだったからとか年下で可愛かったとかの表面的なもんじゃなくって、自分の歩んできた道にふさわしいちゃんとした男を選ばないといけないよ」と。
時々、高学歴でハイキャリアな30代の女性に対して、年齢だけを見て「その年齢で同等の年収やスペックの男を求めるのは高望み! お前たちには低学歴で低収入な男が妥当」みたいな偏った意見をネットで見ます。
それを見て当時の私も、もういい歳だし、ある程度は妥協しなければいけないんだろうな・・・と思っている部分がありました。
だからこそ、年下といえども自分よりも教養も収入も低そうな猫男にすがろうとしたのかもしれません。
しかし、上司は逆のことを言ってくれました。
そうか・・・「ふさわしい相手」をきちんと選ばなければいけないんだな。
婚活中の30代の女性は、自分の年齢だけ見て自信をなくしている方が結構いますが、どうか「自分にふさわしい相手」を選ぶよう心がけてください。
ちなみに、「ふさわしい」ポイントを学歴や勤務先などのわかりやすい表面的なスペックだけで判断するのは危険です。
よく相手を見て、考えましょう。
違和感に目を背けてはいけない
婚活なんだからある程度は妥協しなきゃいけない・・・。
私なんかが結婚するにはこれくらい我慢しないと・・・。
会うたびにテンションが下がっていくけど、いいところもあるし・・・。
というように、自分さえ我慢すれば、この違和感に目をつぶれば上手くいくという考えは危険です。
特に、会うたびに違和感が増すパターンは、根本的に合わないということなので要注意。
残念ながら、恋愛における嫌な予感はだいたい当たります。
よく考えてください。
結婚するということは、人生のパートナーとしてこの後何十年も一緒に暮らしていくということです。
今の時点で違和感を感じるような相手と、普段の生活に加えて、子供の教育、親の病気、マイホームの購入といった人生の大切なイベントをこなしていけるのでしょうか。
結婚はスタートであってゴールではありません。
「違和感を覚える=その男はダメ」なわけではありませんが、違和感を覚えた際には無理に目を背けたりせず、解決する努力をすべきだと思います。
たとえその恋が終ろうとも、その程度の相手だったと諦めた方が良いでしょう。
そんな男と長く人生歩んでいくなんてとてい無理な話だったんですから。
まとめ
ということで猫男との恋で私が学んだ10のことをまとめてみました。
なんか偉そうになってしまったのですが、これは私が当時の私に言ってあげたいことだと思って読んでいただければと思います。
猫男との出会いがなければ、「対面でない出会いは怖い」とマッチングアプリをやらなかっただろうし、アプリに頻繁に出没する「おはよう・おやすみマン」に夢中になってやらかしていたかもしれません。
ぶっちゃけこの後も私は数々の失敗をしかけるのですが、確実に猫男とのことがあったから回避できた婚活クズ男もいたと思います。
ま、失敗や失態を経てこそ今があるので、それらに後悔はありませんが・・・。
ということで、この後もこりずに婚活を続ける私。
次回のブログでは、警察官と合コンすると誘われて行ったら自衛隊婚活パーティーだった話をしたいと思います。
よろしくお願いします。
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