G-P03X4CB4W0 G-3LJCM3T111 猫男④:深まる疑惑〜付き合ってくださいと言うまで家には行かないぞ!〜 – トピ子の婚活後記

猫男④:深まる疑惑〜付き合ってくださいと言うまで家には行かないぞ!〜【婚活リアル体験談7】

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猫男

こんにちは、トピ子です。

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

さて、前回は私を婚活に対する偏見や甘えから目を覚まさせた運命の男「猫男」との2回目のデートとその後の攻防についてお話しました。

とりあえずこの記事から読み始めた方もいらっしゃるかもしれないので、いったん流れをまとめさせていただきます。

 猫男①:趣味別婚活パーティーのオフ会で猫男と出会う。

 猫男②:出会ってから2週間、毎日LINEで連絡を取り合う。

     その後1回目のデート。彼行きつけのお店(笑○)で飲む。

 猫男③:初デートから2週間後に2回目のデート。

     私の職場近くで飲み、帰り際に家に誘われる。

     私のことどう思ってんのか聞くもはぐらかされる。

     時間切れ(終電)のため一旦解散。翌日のデートを約束させる。

このときまでは、彼は確実に私のことが気になっているに違いないし、「付き合う?」って聞いたら「ぜひ付き合いたいです!」って言われるとマジで信じていました。

今思うと関係性をハッキリさせたがらない時点で十分怪しいのですが、「見た目の可愛い年下男子との久しぶりの恋」に目が眩んだ私に、もはや冷静な判断はできません。

さて、この恋はどうやって終わりを告げるのか。

今回は猫男との休日昼間デートについてお話しします。

※ちなみに、猫男編は⑧まで続きます(意外と長い)。

恋は盲目モードの女には冷静な判断はできない

さて、猫男とのモヤるやりとりの後、旦那さんが出張中で不在だという既婚友人Yに泣き付き、彼女の家に泊まりに行き、Yを私の夜更かしに付き合わせました。

 私「彼はどうして“付き合おう”の5文字を言えないのかな・・・」

 Y「他にも何人か女いるんじゃないの?」

 私「彼が言っていたように私が彼にはもったいないから遠慮しているのかな」

 Y「そんなことあるかぁ?」

 私「どうしたら彼は自信を持てるかな」

 Y「いや、だからさ・・・」

 私「明日楽しく1日デートしたら自信持ってくれるかな」

 Y「まぁ・・・とりあえず昼に長時間遊んでみるのは良いかもね」

こうやって文字にするとかなり恥ずかしいのですが、人に散々話を聞かせといて都合の悪いアドバイスを一切聞いてない。

恋は盲目モードって恐ろしいもんですね・・・。

さて、「デートの約束をした」と言っても行き先も時間も決まっていなかったので、翌朝になって「今日どうする?」から始まりました。

基本的に男ってのは惚れてる女のためなら相手が喜びそうなデート先を提案してくるし、それが自宅から遠くても時間を捻出して出張ってくるもんなんですよ。

しかし、猫男が提案してくるデート先は猫男宅か、猫男宅から近い大きめの公園とか。

要は猫男にとって金も労力もかからない場所。

恋は盲目モードに足を踏み入れつつも、「手に入れるまでに金も時間も使った女の方が大事にされる」というよくある恋愛指南書のアドバイスを忘れていなかった私としては、そんな提案に乗るわけには行きません。

あと、ホルモンの都合、1週間くらい彼の家に行く(=ヤる)ことは不可能だし。

しばらくデートらしきデートをしていないから、(仮にこの恋が近々終わりを告げるとしても)せめてデートっぽいところに行きたい! というのもあって、お互いの家の中間くらいになりそうなスカイツリーを提案しました。

このときの猫男の気持ちはよくわかりません。

面倒くせぇと思っていたのかもしれないし、今日ならヤレると思っていたのかもしれないし、もしかしたら付き合える相手かどうか見定め中だったのかもしれないし・・・。

何はともあれ、スカイツリーデートをすることになったわけです。

彼のことが好きなのかどうかがわからなくなってきた

その日は14時くらいにスカイツリータウンで待ち合わせしました。

猫男との初めての昼デートです。

私自身、前から行ってみたいと思っていたスカイツリーにワクワクしつつも、本当に猫男は来るのか不安に思っていました。

まぁ当たり前ですけど約束したからには彼も現れました。

デートといえば水族館でしょ! ということで、ひとまず「すみだ水族館」へ。

ペンギンがたくさんいて、とても可愛かったことを覚えています。

「音と光とペンギンたちの共演」みたいなタイトルで音楽を流しながらプロジェクションマッピングをしているのを見たように覚えています。

薄暗くてロマンチック。隣のカップルもそりゃいちゃつくわ。

しかし猫男は半笑いで「ペンギンもいい迷惑だと思いません?」。

ロマンもかけらもねぇ・・・。

水族館を出た後は、せっかく来たしということで、スカイツリーにも登りました。

一番上まで登るには入場料にプラスでお金を払わなきゃいけないので、結構高かったと思うのですが、猫男は奢ってくれました。

一応、私の方が年上なので出そうとはしたのですが、猫男が払ってくれたような気がします。

ちょうど夏前だったので館内に隅田川花火大会のポスターがあったのですが、それを見た一言も微妙でした。

「花火大会とかあるじゃん? 僕全然行きたいと思わないんですよね」

(今ならわかる。これ、好きな女には絶対言わないセリフ)

まぁ何はともあれスカイツリーに登った猫男は割と楽しんでいる様子。

「とりあえずあれ言っときますか!」

と、何を言うのかと思いきや、我らがロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ様の名台詞「人がゴミのようだ!」を発動。

あれ、私この人のこと好きだっけ・・・?

今朝までは全力で恋は盲目モードでしたが、ちょっと現実に引き戻されつつあります。

「女心は秋の空」とはよく言ったもんで、冷静と情熱の間で揺れ動くものなのです。

今思うと、私、ちょっと猫男のことを下に見ていたんだと思うんですよね。

だから多少ダサくてロマンのかけらもないつまんねぇことを言っても、「まぁ婚活中の男で年下だしね」と。

ほんで、婚活中のモテない男だから、私みたいな良い女にかかればイチコロだぜ! くらいに思ってたんですよね。

反省反省。

猫男のバックグラウンドが見えん

スカイツリーを降りた後ですが、水族館楽しかったね〜とかスカイツリーからの景色綺麗だった〜とかはなく「この後どうする?」となりました。

ちょうど夕食時なので「ご飯でも食べようよ!」となったら、やはり「じゃあ僕んちで宅飲みします?」と。

関係性は曖昧なままで良いけど、とりあえず家には呼びたいのか・・・と思いつつ、「付き合ってない人の家には行かない」と釘を刺し、せっかくスカイツリータウンに来てるんだからと、施設内の洋食屋に入りました。

実は2回飲みに行ったものの、猫男の身元はいろいろ不明でした。

わかっているのは年齢(28歳)と、都内メーカーで営業をしているサラリーマンであること、都内近郊で一人暮らしをしていて猫を1匹飼っていることのみ。

勤務先はおろか、苗字すら知らねぇ。

ということで当然聞きますよね、食事がてら。

でも彼、はぐらかすんですよ。

苗字は一応教えてくれたけど「ネットで調べても絶対出てこないですよ。僕、SNSとか一切やってないから」と忠告される始末。

本当にその名前なのかも今となっては不明です。

会社名についても「その業界では○位くらい」という中途半端な情報しか出さない。

唯一本当のことを言ったっぽいのは大学は中退していること。

大学中退って、私の人生の選択肢になかったから、なんで? と素直に疑問をぶつけたところ「音楽で生きていきたくなったから辞めた」と。

そうなんだ・・・。夢があるとそうなるのか・・・。

正直理解できないけど、今はサラリーマンやってるわけだからいっか(謎の上から目線)。

もうちょっと大学と音楽の話掘り下げようとしたら「その話あんまりしたくない」とストップかけられました。

まぁ話したくないこともあるだろうと思い、婚活に話題を移したところ、猫男と出会ったオフ会にいた常連っぽい男性と家が近いから婚活男友達として仲良くなったと言っていました。

男同士って何話すんだろうと聞いてみたところ、「数回しか会ってないのに好きって言ってくる女の人って、俺の何を知ってんだよって思うって言ってて、そうだなって思った」と。

え・・・それ私のこと? と思いつつ、

「まぁフィーリングとかあるじゃん? 好きってそういうことじゃないの?」

と動揺しながらも返答したような記憶があります。

付き合ってない人の家には行きません!

洋食屋を出たあとも「このあとどうします? 僕んち来ます?」と半笑いで言われたのですが、こうなったらもう「付き合ってください」と言わせるまで絶対に行かないぞ! と(この日は)心に決めていました。

ということで「付き合ってない人の家には行かない」とお断り(2回目)。

なんか好きかどうかもわからなくなってきたし、彼いろいろ謎すぎて、ちょっと怖くなってきたってのもあったように思います。

ということでモヤモヤは解消されるどころか増すばかり。

今思い返すと、私けっこう理性残ってんじゃん! って感じですが、このあと猫男宅にて決定的な事件が起こります。

ということで続きはまた次回のブログにて。

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