こんにちは、トピ子です。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
さて、前回までにお話しした「紹介元に男を寝取られる」という稀有な体験は、しばらくの間、酒の席での鉄板ネタになりました。
そんなこんなで実りのない秋、同じく結婚できなくて燻っている女友達から「婚活居酒屋なるものに行ってみないか？」とお誘いがありました。
婚活居酒屋「四万十」とは
友達が誘ってきた婚活居酒屋は東京の青物横丁にある「四万十」というお店。
名物女将が男女の出会いを斡旋してくれるらしい。
しかも占いまでついてくる。
・・・何それめっちゃ面白そう！
独身で婚活中の今しか行けない！！
行かない手はないね！！！
ってことで、二つ返事で「四万十」というバトルフィールドに降り立ちました。
婚活？or not 婚活？
金曜の20時に青物横丁駅にて待ち合わせした私と友人。
お店に入ると、まず婚活目的か否かを聞かれます。
婚活以外の目的でこの店来る人いんのかよ…という疑問はさておき、婚活目的だと答えると、男性が座っている席に案内され、即席合コンが始まります。
事前に読んだ体験談では、「時間が来ると男性側が席替えさせる」と書いてあったのですが、週末で混んでいたからか、席替えはありませんでした。
料金は男女ともに飲み放題・食事・占いつきで２時間3000円と超リーズナブル。
お料理は値段相応で、勝手に運ばれてきます。
一応、四国家庭料理と銘打っていたのですが、鰹のたたき以外はコロッケとか焼きそばとか、四国よりも大学生の飲み会を感じさせるメニューでした。
占いだけで5000円とか１万円とかとる「母」もいるので、料理にはあまり期待せず、占いついでに即席合コンしにきました！ くらいのテンションで行くとがっかりしなくてよろしいかと思います。
パッとしない相席男性
相席した男性は都内でSEをしているという、読売巨人軍にいそうなチャラい野球選手系イケメン「色黒茶髪パーマ」と、電車の中で缶チューハイ飲んでそうな「くたびれワイシャツ」の二人組。
全然気が合いそうにない二人だが、職場の同僚でよく二人で来るそう。
危険な香りのする色黒茶髪パーマに対しては、「この人遊びに来たんだな」と、見るからにモテなさそうなくたびれワイシャツには「まぁこーゆうところに来る男はこのレベルよね」と、種類は違えどがっかりしました。
他の席にはいい感じのサラリーマンも来ていていい感じに盛り上がっていたので、複数回通えばいい人に当たるかもしれません。
「今日は運命の人に出会えるかも」と過剰に期待することなく、合コンの練習くらいの軽い気持ちで行くと良いかもですね。
あなた近いうちに結婚するわよ
前述したように、相席居酒屋「四万十」には無料で占いがついています。
順番が来るとカウンターに呼ばれ、生年月日と名前、出身地を聞かれました。
タロット、手相、姓名判断などがありました。
「あら、あなた近いうちに結婚するわよ」
ま、まじでぇ〜！？
「相手の方がかなり積極的。あなたがこの人だったら大丈夫って思うのであれば、親御さんにもそう言えば何も問題ないわ。相手を信じて進みなさい！」
詳細は省きますが、こんな感じのことを言われたのを覚えています。
実際、この１年半くらい後に結婚しているので、この占いは当たっているのではないでしょうか。
ちなみに、一緒に行った友人は「46歳まで結婚できない。そもそもその服装がダメ」と強烈なダメ出しをされたようですが、この２年後に結婚しているので、当たるも八卦当たらぬも八卦って感じですね。
まぁ、占いなんていいと思った結果だけを信じていればいいんですよ。
今日は運命の人に出会えたのかもしれない
残念ながら相席した男はパッとしませんでしたが、トイレに立った時に、入り口近くの喫煙所にいた男性から声をかけられました。
「僕も君と話したいんだけど！」
おっと早速かなり積極的な男が現れたよ？
さっきの占い、めちゃくちゃ当たるなぁ〜。
イケメン系ではないけど、真面目そうでスマートなメガネ男子。
そこそこモテそうではある。
彼は２時間過ぎたのでもう帰らなければならないけど、どうしても私と話がしたいらしい。
「でもぉ・・席に友達残してきちゃったから・・・」
ともったいぶる私に、勤務先や名前などを早口でまくしたて、「絶対連絡してくれよな！」と悟空っぽい念押しをしながら、LINEのIDを渡してきました。
あれ・・・彼、私に一目惚れしたんじゃね？
やっぱわかる人にはわかるんだな、私の魅力ってやつが。
さっきの占い結果も相まって、もう有頂天ですよ。
私、今日は運命の人に出会いました。
運命の人、その後
実は、２時間が終わった後、なぜかパッとしなくてがっかりした相席男性と、友人がいつの間にかに親しくなっていた隣席にいた女性グループとともに、二次会（カラオケ）に行きました。
隣席の女性たちはかなり出来上がっていて、もうベロンベロンです。
もう、みっともないったらないわ。
男も女も、いい歳してベロンベロンに酔っ払うのは良くない。
先ほど運命の人に出会ってしまった私、完全に上から目線。
カラオケはそこそこ楽しんだものの、気持ちは運命の男。
と言うことでこの謎の二次会という消化試合を終えた帰りの電車で、早速「運命の男」に連絡をしてみるのでした。
さて、この「運命の男」と私、この後どうなってしまうのか？
次回は来週更新しますので、少々お待ちを！
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