こんにちは、トピ子です。
当ブログでは、ろくな恋愛経験のない自称美人、高学歴、小太りでモテない私が、32歳で婚活をはじめ、社会人サークルで変な男に引っかかりかけ、紹介ではパッとせず、最終的にマッチングアプリ「Pairs」で知り合った夫と結婚するまでを赤裸々に紹介しています。
さて前回、茨城の航空自衛官（ゴリラ）とスカイツリーデートに出かけた私。
スカイツリーといえば、婚活初期に出くわした最恐クズメンの猫男くんとの思い出の地ですが、血で血を洗う覚悟で、いい感じのゴリラとデートすることに。
スカイツリー下りのエレベーター内で突如繋がれた手。
これは今日決めにきているのか！？
手を繋ぐなんて、もうこれはアポではなく純然たるデートではないか！！！
と、ドキドキしつつも焼肉を食べ、このあとどうするのかなぁと思っていたら自体は動き始めました。
「ちょっと落ち着いた場所で話せるかな？」
これは、これはもう告白の流れなのでは！
苦節34年、人生で初めて告白される、そんな記念すべき日がついに来てしまったのか！？
ゴリラとのスカイツリーデート、後編です。
腹の探り合い、開始！【女はいつも嘘つき】
ということで、スカイツリータウン内のちょっといい感じの広場にあるベンチに座って、「落ちついてお話し」のスタートです。
ひとまず、「今日楽しかったね〜」から始まりました。
徐々に、徐々に距離感を詰める。
これはおそらく恋愛の定石です（知らんけど）。
ぶっちゃけこんなにストレスなく会話ができる相手は初めてだよね〜 的な話もしました。
「どうしてペアーズはじめたの？」
ほぼ100％出るこの質問に対して、「なんとなく」とか「友達に勧められて面白そうだと思って」とかで、本当の欲望をひた隠しにするのはNGです。
ここは正直に、結婚したいから、と答えましょう。
だって結婚したいんだもん。
うっかりそんなに結婚したくないけど彼女という穴が欲しかった男なんかに引っ掛かったら不幸です。
34歳の私にはもうそんなに時間はありません。
なので、
「職場に独身男性はいるけどそこでの恋愛とか無理だし、友達繋がりもうまくいかない。歳も歳だし、いいかげん結婚しなきゃって思って、結婚できる彼氏がほしかった」
むちゃくちゃ正直に、そんな感じの回答をしました。
あとは、「今まで何人くらいと会った？」「その中にいい人いた？？」というクソみたいな質問もお互いにしました。
実際には、ゴリラを除くと12人に会いましたが、「２人くらいかな！」とデータを改ざんしました。
また、この日でペアーズ歴10ヶ月の私でありますが、「まだペアーズ初めて２ヶ月くらいなんだよね」と、またしても嘘をついておきました。
なんとなくですが、数は多すぎない方が良いと思います。
ちなみに彼も「自分もまだ始めたばかり」「自分も２人くらいと会った」と答えていました。
その真偽の程は明らかではありませんが、とりあえず一人目がプロフ詐欺で、写真よりも横幅が３倍くらいの女性が現れたびっくりしたと話していました。
親近感！！
自衛官といえば転勤【帯同は必須なのか否か問題】
そんなこんなで、お互いのペアーズ話をしたあたりで、ゴリラが真面目そうに転勤の話をはじめました。
自衛官は全国転勤があるけど、もし付き合って結婚した場合は、ついて来てくれるのか？
実はプロフ詐欺の男、ミサワからもこの質問をされました。
転勤族の男にとって、妻候補の女が転勤に帯同してくれるかどうかは重要です。
確かに、私が転勤族の男でもそこは重視すると思います。
私は食いっぱぐれない資格をもっているので、行った先で仕事にあぶれることはまずありません。
また、父親がバリバリの転勤族だったため、引っ越しには慣れています。
この２点を伝えたうえで、状況次第ですぐに仕事をやめてついて行けるかはわからないけど、絶対に東京から離れたくないわけではない、と正直かつ曖昧に答えました。
子供ができたりしたら学校のこととかあるから、ある程度の学年になったら毎回ついていくわけにはいかなくなるよね、と転勤族の娘らしいリアルな話もしました。
これが吉と出るか凶と出るのかはわかりません。
こちらからも確認事項がある！【学歴コンプはないのか？】
ゴリラとしては転勤の話が一番気になっているようでしたが、私も気になることはあります。
偏差値73くらいの高校を出て、国家資格を所持している私。
これまで散々、出会った男性から「お・・・俺より頭いいんじゃん・・・」だの「頭いい女の子って性格きつそうだよね。俺、怒られそう」だの「やっぱ自分よりも頭がいい男じゃないとダメ？ 俺なんてバカに見えてるんじゃないの？？」だの、クソみたいな男の学歴コンプレックスをぶつけてこられました。
いや、ほんとあれウザいんですよ。
まず「俺より頭がいいじゃん」という発言が頭悪いし、頭よかろうと悪かろうと、性格きつそうに見えるのは私の外見の問題でしょ？
という、学歴コンプレックスに対してのコンプレックスがありました。
今のところいい感じだし、知能レベルは同じくらいなのではないかと思うけど、ゴリラはあくまで高卒の自衛官。
もし、家の事情で泣く泣く大学を諦めたとかだと、付き合って結婚したところで、一生相手の学歴コンプレックスをぶつけられる羽目になります。
なので、「私、偏差値で言うとゴリラくんよりもかなり頭がいい女になるけど、大丈夫？ 可愛くないとかない？」と超ストレートに失礼な質問をかましました。
ついでに「うちの父親、東大卒だけど気にする？」も追加しておきました。
先に言っとかないと後で面倒臭いからね。
すると「う〜ん。俺、大学って行きたいと思ったことないから、レベルとかよくわかんないんだよね。東大ってすごいんでしょ？ くらい」とヘラッと返されました。
こうやって文字にするとすっごいバカな奴の返しですが、当時の私には目から鱗。
散々、私の学歴に嫌な顔をされてきた人生だったので、全く気にしてなさそうな彼には驚きました。
とりあえず行きたかったけど行けなかった系ではなさそうなので、今のところ学歴コンプレックスはない様子。
大学行ってたのにバカで学歴コンプを私にぶつけてくる男どもよりも、高卒のゴリラの方がいいかもしれません。
早く言え！【俺は・・・俺は今なんだよ！！】
まぁそんなこんなで、ムーディーなのかよくわからないトークを、ムーディーなベンチで繰り広げる私たち。
私はおしゃべりクソ野郎なので基本的に沈黙に耐えられないのですが、ここはあえて沈黙することで相手に告白する隙を与えることに。
ゴリラは上機嫌で色々話していましたが、なかなか確信に触れてきません。
とりあえず次は何する？ どこにいく？ みたいな話はしていたら、「次はトピちゃんにちゃんと気持ちを伝えないとだからな〜」と浮かれた発言をしはじめました。
これは、もう決定ではないのか！？
さっきからずっと恋人繋ぎしている手が、それを物語っている。
「伝えないといけない気持ちってなに？」
ニヤニヤが抑えられない私の勝負の時です。
ここで切り込まなかったら女がすたる！
しかしゴリラは、
「まぁ、それは来週かなぁ〜」
ニヤニヤと牽制。
いや、今言えよ！
そこまで言ってるならもう今言え！！
私は今聞きたい！！
今聞いたうえで、もったいぶって次会うまで返事を保留にしたい！
ということで、「え〜。今言ってよぉ」と踏み込みました。
突然の呼び捨て【からの枕詞付きの告白】
今言えと急かされたゴリラ。
「い・・・今？？？」
と及び腰ながら、スカイツリーを見上げて決意したように振り返りました。
「ト・・・トピ子！」
え・・・？
これまで「トピちゃん」呼びだったのに、まさかの呼び捨て！？
すごいドキドキするんですけど！！
「まだ２回しか会ってないけど、こんなに気が合う人とはこの先も出会えないと思う」
この告白の後、保留にするの、さぞ楽しいだろうな。
悪い私がムクムクです。
「け・・・
結婚を前提に！
俺と付き合ってください！」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
今なんて言った！？
け、け、け、結婚を前提に！？！？！？！？？！？！？！？！？
結婚を、前提に！？！？！？！？！？？！？！？！
結婚を！！！！ 前提にって言った！？！？！？！？
「うん！ いいよ！」
気がついたらうっかり即レスしてしまっていました。
次会う時まで焦らす作戦、あっけなく企画倒れです。
ということでついに「結婚を前提に」の彼氏ができました。
しかし私はまだ、ゴリラのフルネームも電話番号も知りません。
住んでるところや所属部隊も聞いていません。
大事なことを確認し忘れたと思いつつ、解散後、帰りの電車でペアーズのプロフィールとやりとりを読み返そうとしたら、ゴリラはすでに退会済み。
私という「結婚前提の」彼女ができたため、光の速さで退会したようです。
なんて誠実な男なんだ！ と若干の感動をしましたが、私は翌日普通に合コンに行きました。
だって、先約だったし。
ということでついに彼氏ができた私。
このままゴリラと結婚するのか、それとも光の速さで別れるのか。
翌日の合コンで別の運命感じる恋が始まるのか。
結婚を前提と言いつつ普通に遊ばれて終わるのか。
結婚するまでが婚活。
まだまだ続きます。
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