こんにちは、トピ子です。
当ブログでは、ろくな恋愛経験のない自称美人で高学歴で小太りでモテない私が、32歳で婚活を初め、社会人サークルで変な男に引っかかりかけ、紹介ではパッとせず、最終的にマッチングアプリ「Pairs」で知り合った夫と結婚するまでを赤裸々に紹介しています。
さて、前回はペアーズ４人目、活動休止中の国民的アイドルのリーダーに激似の航海士「大野くん（）」とのアポについてお話ししました。
自分で言うだけあって、確かに顔は大野くんに似てました。
なんなら中身も私のイメージする大野くんにやや似ていました。
彼がアポでよく使うというおしゃれレストランでの食事の後、カラオケにまで行きましたが、お互い曲が全然わからなくて撃沈。
あと、私の友達を紹介して欲しそうなところに、私への興味のなさが伺え、あえなく撃沈です。
やはり、歌にしろ漫画にしろ、ある程度趣向の似ている相手が良いかと思いました。
ということで今日は５人目「明さん（仮）」に話を移していこうと思います。
年下のモブ男【何を考えて私にイイネしてきたのか問題】
まず、大変申し訳ないのですが、何で明さんとマッチングしたのかとか、メッセージでどういうやりとりをしたのかとか、あまり覚えていません。
多分、これといった特徴がなかったんだと思います。
モブってやつです。
ただ、比較的イケメンで清潔感もある28歳、しかも公務員が何を思って33の私にイイネしてきたんだろう？
まさか30過ぎた婚活女は結婚に焦ってるからチョロいと思っている婚活女専門のヤ○モクか？
と不思議に思ったような気はします。
だって、これまでペアーズで４人と会ったけど、純然たるヤ○モクには遭遇しなかったんだもの。
そろそろやばいの来てもおかしくないと思っても無理はありません。
ま、それもとにかく会ってみなければ始まらないので、とりあえずお会いすることになりました。
アポは素敵なレストラン【アポにもデートにもオススメよ】
明さんとは吉祥寺で会いました。
場所はコピス吉祥寺にあるコロニアルガーデンという素敵なイタリアンレストラン。
冬だったので中で食事をしましたが、屋上庭園に併設されているので、夏はテラス席も良さそう。
換気が気になるこのご時世のアポにおいて、テラス席っていいですよね。
料理も美味しかったし、ベビーカーも入れる感じで、結婚後に子供と行くのも良さそうです。
明さんに関しては、このお店はとても印象に残っています。
それくらい、このお店、よかったです！
ちなみにどちらが提案したのかは覚えていません。
だってモブだもの。
まさかの漫画で意気投合【あったよ！ 共通点が！】
モブのくせに割とイケメンな明さん。
ペアーズやってるくせに割と美人（自称）な私を見て、「どうしてペアーズやってんですか？」と、そんなこと聞くんじゃねぇよ的な質問をかましてきます。
この質問を振られて不快に思う女性は多いみたいですが、褒め言葉と受け取った方が良いと思います。
多分、「ペアーズなんてやらなくても普通に彼氏できそうなくらい可愛い」ってことですから。
本当にそう思っているのかは知りませんが、そう思っておいた方がモチベーションを保てると思います。
勘違いかもしれませんが、明さんはおそらくそういう意味で「どうして？」と聞いてきました。
いつも通り、「仕事が忙しい」とか「職場に恋愛を持ち込みたくない」とかの言い訳をして、「明さんこそかっこいいからいくらでも出会いがありそう」と褒めカウンターを発動しておきました。
なんとなく雑談を交わしつつ、話は最近読んでる漫画に。
どうせなら、バンビの時みたいに「『3月のライオン』は名作だ」とかのクソつまんない話をするより（3月のライオンは好きだけど）、コアな漫画の話をしようと思い、「え？ 女子でそれ読んでるの？？」な漫画の話を振ってみたところ、まさかの意気投合！
この時はこのモブに対して、ちょっとばかし運命を感じました。
『彼岸島』って漫画が面白いからチクショウ！【ハァハァ】
明さんとスーパー意気投合した漫画は『彼岸島』というホラー漫画として始まったはずが途中でギャグ漫画と化してしまったもの。
なんと実写ドラマ、映画、アニメ、パチンコ、スピンオフ漫画と多岐に展開しています。
当時、コミックシーモアで３巻まで無料だったので読んでみたのが運の尽き。
見事にハマってしまいました。
無料だった３巻までは、確かにホラー漫画だったんですよ。
めちゃくちゃ怖かった。
失踪した兄の足取りを追って、港と漁村しかない小さな島に辿り着いた明とその幼馴染。
その島は、雅という吸血鬼が支配する吸血鬼の島だった……。
みたいな。
もう３巻まではめちゃくちゃ怖かったんですけど、途中から最強武器が丸太になったり、小さな島のはずなのに砂漠とか樹海が出現したり、伝説の剣と盾が出てきたりとツッコミどころ満載。
本編終了後は「最後の47日間」が続編としてスタートし、現在はさらにその続編である「47日後…」が週刊ヤングマガジンで連載中。
明さんと出会った頃は、毎週ヤングマガジンをコンビニで立ち読みして、その内容に突っ込む【彼岸島スレ】をスマホで確認するまでが１セットでした。
で、その話をしたら、明さんもコアなファンで、ペアーズのアポで一番盛り上がった言っても過言ではないくらい、盛り上がりました。
めちゃくちゃ笑いました。
モブのくせに、夫の次に時間を忘れて話し込んだ思い出です。
コアな漫画、最高ですよ！
漫画は下のサイトのどれでも読めるので、良かったらチェックしてみてください。
漏れる心の声【いける……？ いや、いけるか……】
そんなわけで意気投合した私と明さん。
しかし、そこそこイケメンで服装もコミュ力も普通、公務員なんてこのご時世めちゃくちゃモテそうなのに、なんでペアーズなんてやってんの？
しかも、いくらでも20代の可愛い女の子と付き合えそうなのに、なんでわざわざ33歳の私にイイネ？
罰ゲームかなんかなの？
という卑屈なおばさん根性が抜けず、それなりに楽しく話をした後につい「私、明さんより５つも年上ですけど、いいんですか？」と聞いちゃいました。
「え？ そんな年上でしたっけ」と意外そうな回答。
んが、その後
「33か……。いける？ いや、いけるか……」
おい！ 心の声が漏れてんぞ！
ほんで、目も泳いでるぞ！！
まぁ彼の中で葛藤はあるのでしょう。
トピ子さん、自分的にはありだけど、そんな年上だったっけ・・・。
みたいな。
男の人ってプロフィールの年齢、あんまり見てないの？
不思議な一瞬でした。
まぁ、本音を言うと、もっと若い子がいいんだろうね。
その後and今回の学び【恋はスピード勝負】
奇跡的に『彼岸島』でむちゃくちゃ盛り上がった私と明さん。
その後しばらくは、週刊ヤングマガジンが発売されるたびに最新話についてLINEで感想を送りあったりはしました。
職場の写真なんかも送ってくれて、もしかしたらいい感じだったのかも。
が、『彼岸島』以外に盛り上がるトークテーマがなく、徐々にフェードアウト。
残念ながら今回も実りませんでした。
ということで今回の学びは３つ。
１．男性が読んでそうな漫画は読んどけ
私は兄がいるので、小さい頃から少年漫画はよく読んでいました。
男っていうのは、大人になっても基本的にガキなので、『ドラゴンボール』『スラムダンク』『こち亀』あたりを読んでおけばそれなりに話は盛り上がります。
これはアラフォー世代が小中学生時代に読んでいそうな漫画ですが、比較的普遍的な作品なので、それより若くても読んでいる男性は多いと思います。
今なら『キングダム』『ワンピース』『ハンターハンター』あたりも追加かな。
どの作品もちょっと長めなので、ちょっと読んでみて自分が面白いと思ったやつだけ読んでみるといいかもですね。
とりあえず男が好きそうな漫画を読んでおけば、それなりに「わかってる女」感が出るのと、会話に困らないので、漫画がすごく嫌いでなければ、婚活女性は少年漫画を読むことをお勧めします。
２．恋はトントン拍子
明さんに関しては、今思うとワンチャンあったかも、と思っています。
なんとなくフェードアウトしちゃったんですけど、２回目デートを私から誘うとかしていれば、もしかしたら何かあったかもしれません。
いいなと思ったらすぐ動かないと、自分にも相手にも候補がいっぱいいるので決めかねてしまう。
それがマッチングアプリの怖いところです。
まぁ、結果的に今、別の男性と結婚している自分がいるので、明さんは運命の男ではなかったんでしょうけど。
３．私、33歳だけどいいの？ とか聞くな
これ、大失敗です。
別に私、明さんから付き合ってくださいとか言われてないのに、何が「いいの？」だよって感じじゃないですか？
聞くなら相手から明確に好意を示されてからでよかったかな、と。
何も言われていない段階でそれを聞くと、相手に年齢を意識させてしまいます。
せっかく気づいてなさそうだったのに……。
惚れさせてから「いい」と言われるのがわかったうえで「年上だけどいいの？」と聞くのがいい女なのかもしれない。
と、今となっては思うわけです。
さて、そんなこんなでペアーズも５人目。
やはり年下も含めて、明確なヤリモクもいないし、真面目に彼女や嫁を求めている感じの男性ばかり。
今回もご成婚には至らなかったものの、これを続けていれば運命の男がいつか現れるぞ！ と自信満々な私。
しかしこの次待っていたのは、結構やべーやつでした。
ということで、次の６人目に続く！
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